相手は正しい答えを知っていると考えて話を聴くと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「相手は正しい答えを知っていると考えて話を聴くと疲れにくくなる」です。

人は迷ったとき他人に相談します。

そして、相談した側は『自分(相談した側)にとって正しい答え』でなければ、回答を受け入れません。

その正しい答えですが、相談する側は、相談する前に、無意識下で決定しています。

つまり、相談する前に「相手(相談する側)は正しい答えを知っている」のです。


その事実から導かれる『相談された側がとると疲れにくくなる行動』とは

「相談した側から正しい答えを引き出す」ことだとわかります。

なぜならば、「相談した側から正しい答えを引き出」せば、原理的に、相談した側と衝突することが

あり得ず、衝突しなければ傷つくことが少なくなるため、疲れにくくなります。


従って「相手は正しい答えを知っていると考えて話を聴くと疲れにくくなる」となります。


次回(11/27)は、「貴方が思うほどには他人は貴方に興味を持っていないことに気付くと疲れにくくなる」です。


○相談する側から正しい答えを引き出す手法


   相談する側から正しい答えを引き出す手法は

  『相手が最も重要と考える目的は何か?を問いかける』ことです。

  言い換えると、相手が持つ目的の優先順位を自覚させることです。

  優先順位が自覚できれば自ずと迷いは晴れます。


   迷いが晴れなければそれは優先順位を決めかねていることに他なりません。

  そこに他者が介入すると間違いなくこじれます。

  下手に他者が優先順位を決めてしまうと、後から「あなたが決めたのだから責任をとって!」

  などと責任転嫁されかねません。

  ですから、目的の優先順位を自覚できない人の相談は受けないほうが、後々面倒になりません。


以上