『美味しい話』とは『仕掛ける側だけが美味しい話』であることに気付くと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「『美味しい話』とは『仕掛ける側だけが美味しい話』であることに気付くと疲れにくくなる」です。

人は、『自分にとって善いと思われること』を『美味しい』と表現します。

ここでポイントになるのは『自分にとって』という箇所です。

『他人にとって善いか悪いか』は『美味しい』かどうかに無関係です。

そして、人は『他人だけが美味しい話』を他人に紹介することは、まずありえません。

なぜなら『他人だけが美味しい話』では『利益の出しようが無い』からです。


従って、『他人だけに美味しい話』を仕掛ける側には、隠された目的が有ると見て然るべきです。

その隠された目的は、ニュースなどで見る限り、慈善活動などではなく、他人を陥れる目的が

ほとんどだと私は考えます。


つまり『他人だけに美味しい話』とは実際のところ『仕掛ける側にとって美味しく』

かつ『他人には不味い話』に他なりません。

『不味い』と気づかず『美味しい』と勘違いしたままであれば、結果として、

何も為せずに只、疲れることになるでしょう。気付くことができればその結果は回避できます。


従って「『美味しい話』とは『仕掛ける側だけが美味しい話』であることに気付くと疲れにくくなる」となります。


次回(11/23)は、「『知識と経験』に『絶対』は無いことに気付くと疲れにくくなる」です。


○Win-WinならOKか?


   時には「御社はもちろん我が社にも利益がある良いお話なので強くオススメしたいのです」

  というような提案を持ちかけられることがあるかもしれません。

  所謂Win-Winになりますよ、という提案です。ここまでなら割とふつうに有ります。

   しかし、その提案が、該当する業界の常識からみて利益率がヘンに高すぎたり、

  提案に対する思考する余裕を無くすように賛同を促されるようでしたら、

  害意を持って罠を仕掛けられているとみて間違いありません。


以上