構えさせずに不意を打てると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

構えさせずに不意を打てると疲れにくくなる」です。

人が何かを働きかけるとき、相手が生物である場合、本能的に防御されます。

人であれば防御の「構え」を取られます。

そして「構え」を取られると、働きかける力は「構え」られていないときに比べ大きくならざるを

得ません。つまり「構えられる」と疲れやすくなります。

ここで相手に「構え」をとられないよう不意を打ち、働きかけることで、「構えられ」てしまった

ときよりも少ない力で働きかけができますので、疲れにくくなります。


従って「構えさせずに不意を打てると疲れにくくなる」となります。


○構えさせずに不意を打つ方法の例


   人に構えさせずに不意を打つ方法はいくつかあります。


   直接触る場合であれば、歩く動作での腕の振りのまま触ることで人は避ける機を失います。

   触った後では、接触面に力を入れず、重心移動で力を出すことで、人はその力に抗する機を

   失います。


   頼み事のときであれば、相手が警戒しない口調・表情・仕草を用い、なんでもない話題から

   本命の頼み事に入り、相手に断る機会を失わせる手法があります。


   上記2つは、相手の意識を誤認させることで構えさせないことを狙った手法です。

   他には

    ・相手が構える暇が無い速度で仕掛ける

    ・まったく意識できない遠い距離から仕掛ける

    ・物量作戦で、構えても無駄と思わせるほどの手数で仕掛ける

   という手法もあります。


次回(11/14)は、「楽しむと疲れにくくなる」です。


以上