こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「眼前の選択肢に気付けると疲れにくくなる」です。
人生は選択の連続です。
全く選択の余地が無いように見える時が来るかもしれませんが、
そのときでも「最悪」か「最悪よりちょっとマシ」かは選べます。
そして大体の場合においては、無意識のうちに排除している選択肢が存在します。
その選択肢が排除されている理由は様々です。しかし、その選択肢に気付くことができると
状況を自分に有利な方向へ向けることができる可能性が高まります。
自分に有利な方向に状況が変われば、その分、気力体力の消費が少なくて済み、疲れにくくなります。
従って「眼前の選択肢に気付けると疲れにくくなる」となります。
次回(11/13)は、「構えさせずに不意を打てると疲れにくくなる」です。
○眼前の選択肢を無意識のうちに排除してしまう理由の一例
眼前に存在するのに、無意識のうちに選択肢から排除してしまう理由をいくつか挙げます。
それぞれ「→」で簡単な対策を付け加えました。
1) 自分の選択している価値観に沿わない手段であるから
・その方法は美しくない、カッコ悪いなど
→本来の目的を達成するのに、自分の価値観は無関係であると気づけば
自分で見ようとしなかった選択肢が見えてきます。
2) 後のことを考えてしまうから
・リソース(資金や人手)を使いすぎるような課題があり、その選択肢を使って
成功したとしても後が怖くて、選ぶのを最初から諦めてしまっているなど
→課題だと考えていることを、視覚化・棚卸しをすることで、本当に解決できない
課題なのかを仲間とともに議論することで、自分が死んでいると思っていた選択肢が
復活することがあります。
3) 自分の価値を目的の成功より上に見ているから
・自分の価値(プライド)の維持を最上の目的としているため、
誰かに助力を求めれば済む「本来達成すべき目的」を犠牲にするなど
→1)と似た解決策ですが、本来の目的を達成することと自分の価値を比べて、
本当に大切なのはどちらかを見直せれば、見ようとしなかった選択肢が見えてきます。
最も気付いた上で、「自分の価値のが大事だ」という結論に至るのも、
それはそれで有りです。
4) 最初から心が折れている
・過去の失敗という刺激に対し「あきらめる」反応を選択していて、
何をやっても無駄だと考えておくとラクだ、という世界観を選択している、など
→過去と現在で全く状況が同じかどうかを見比べ、少しでも違うのであれば、
勇気を以て現状を見すえることで、見ようとしなかった選択肢が見えてきます。
以上
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