こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「甘いものを控えると疲れにくくなる」です。
人がいわゆる「甘い物」を食べると、血糖値が急上昇します。
すると人のからだは、恒常性を保つため、糖質を分解する作用を持つインスリンというホルモンを
分泌し、血糖値を下げようとします。
血中にインスリンが多く存在すると、血管に水分がたまりやすくなり血圧があがります。
甘い物を食べる前は血圧が高くなかったわけですから、その急激な血圧差の発生により、
血管が傷つきます。そして傷ついた血管を修復するために体力が消費され、疲れます。
甘い物を控えることで、血糖値の急上昇が少なくなるため、甘い物を控えなかったときよりも
疲れにくくなる、となります。
従って「甘いものを控えると疲れにくくなる」となります。
次回(10/29)は、「『仮説検証』を使えるようになると疲れにくくなる」です。
○ふつうの食事と甘い物の血糖値上昇について
糖質を含むふつうの食事、つまり、ご飯やパンなどを食べても血糖値は上昇します。
ですが、他の栄養素、タンパク質や脂肪も一緒に食べることにより、
甘い物単独で食べたときよりも血糖値の上昇率はゆるやかになります。
ですので、ふつうの食事を控えれば甘い物を食べても良いだろう、とはなりません。
以上
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