こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「能力と人格に相関関係が無いことを知ると疲れにくくなる」です。
大前提:人は、思い通りにならないとストレスを感じ、ストレスに対抗するため気力体力を消費する。
その結果、疲れる。
小前提1:人の能力は、その人が生まれ持った才能と、努力によって身に付けた技能がある。
小前提2:人が生まれ持った才能と、その人の人格には相関関係が無い。
小前提3:人が努力によって身に付けた技能と、その人の人格には相関関係が無い。
小前提1、2、3から導ける通り、人の能力と人格には相関関係がありません。
従って、能力と人格に相関関係があってほしいと願い、そう思っていると、
現実には思い通りにならないため、ストレスを感じます。すると大前提から、疲れる、となります。
従って「能力と人格に相関関係が無いことを知ると疲れにくくなる」となります。
次回(10/18)は、「人も自然の一部であることに気付くと疲れにくくなる」です。
○能力と人格の見かけ上の相関関係
能力と人格には、一見すると相関関係があるように見えます。
それは、人が見たいものを見ようとする性質があるためです。
実際は、その人の人格に関わらず、目的を明確にし、適切な訓練をし、
あとはちょっとの才能(一番足りないことが多いのはこれ)があれば、能力は身に付きます。
<見たいものしか見ない例>
「あの人は努力しているからあんな技能を得たのか、自分も努力しよう」
「あの人は怠けているから技能が身に付かないんだな、自分も気を付けなくちゃ」
以上
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