こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「自分の今の手札を正確に認識できると疲れにくくなる」です。
用語の定義:「手札」=実現可能なこと。あるいは、安定して再現できる技術。
他人の「手札」と組み合わせることも可能。
大前提:人は、ストレスを感じると、対抗するために気力体力を消費し、その結果、疲れる。
小前提:人は、「できる」と思って「できなかった」とき、ストレスを感じる。
自分の「今」の「手札」を正確に認識していないと、
実際は持っていない「手札」を、持っている、と誤認することがあります。
持っていない「手札」を切ろうとしても、切りようがありませんから、
小前提から、ストレスを感じ、そして大前提から、疲れる、となります。
つまり、「自分の今の手札を誤認していると疲れやすく」なります。
従って、その反対で、「自分の今の手札を正確に認識できると疲れにくくなる」となります。
次回(8/27)は「嘘をつかないと疲れにくくなる」です。
○手札を正確に認識することの重要性
任意の目的を達成する手段を選ぶとき、まず自分の手札を見ます。
ルールが変更できないゲームの場合、有効な手段が自分の手札になければ
下手をすると詰みます。
ですが、「あなたの人生」は、「あなた」がルールを変更できるゲームです。
自分の手札は、「学習」「練習」「修行」によって、時間をかければ後から増やせたり
入れ替えたりできます。ディーラーから新たに配られるのを待つ必要はありません。
急ぎの場合、対価は要りますが、他人の手札を引き入れることすらできます。
また、手札を正確に認識できていれば、その手札の使い道も複数考えることができます。
ただのクラブの2でも、他の手札と組み合わせることで、強い役、
ストレートもフラッシュも、フォーカードだって作れるのです。
そう、手札は使い方次第です。
ただ、それもこれも、手札が正確に認識できてのことです。
既に持っていると誤認していれば、増やそうとも思いませんし、引き入れようとも思いません。
使えない手札である、と誤認していれば、他の手札と組合せようとも思いません。
ですので、「今」所持している「手札」、そしてその「手札の使い道」を正確に認識することが、
大変重要です。
麻雀が得意な人は、「手札」→「配牌」で上記の話を置き換えてください。
以上
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