目的を仲間と共有して物事を行うと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「目的を仲間と共有して物事を行うと疲れにくくなる」です。

大前提:同じ10の力を出す場合、バラバラの方向に力を出して、結果として10の力になるより

    最初から、狙い通りの方向に10の力を出すほうが疲れない。

小前提:複数の人間で、同時に、狙い通りの方向に力を出すためには、

    「狙い」(=目的、目標)を共有する必要がある

 

小前提から、目的を仲間と共有すると、狙った一点に対し、力を集中することができます。

力を集中できますので、同じ力を必要とするのであれば、一人一人あたりの力は少なくて済み、

結果、一人一人は疲れにくくなる、となります。

 

以上から、「目的を仲間と共有して物事を行うと疲れにくくなる」となります。

 

次回(8/19)は、「次に生かすための後悔を行うと疲れにくくなる」です。


○応用「疲れにくい会議の進め方」

  1) 目的を明確にする。

  2) その会議では、目的のどこまでを達成するか、という目標を立てる。

  3) 目的に関係する人のみを参加者とする。

    (目標によってはさらに参加者を絞り込める。

     例:システムに必要な機能を決める会議に、システム実装の担当者が参加する意義は薄い)

  3) 目的を達成するための事前調査があれば、それを該当する関係者に課す。

    そして、会議中に調査結果の報告を行わせ、参加者全員で共有する。

  4) 専門の司会者を置き、スムーズな議事進行を行わせる。

    司会者は議論に加わってはならず、発言者を指定することに徹する。

  5) 各々の関係者は「自分が目的に対し何ができるか」を全員に明示し、共有する。

  6) その会議での目標に達した時点か、終了予定時刻になった時点で、すっぱりと終了する。

    (終了予定時刻で終了しないと、参加者、および会議室の次の予定が全てずれ込み、

     無関係な部署に本来発生しないはずの悪影響を与える)


以上